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アニメ、漫画、ゲームなど、いろんなものに萌えているミドリの日記です。少女漫画からBLまで幅広く萌えてます。

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夜をわたる月の船

読みました!
夜をわたる月の船 (Holly NOVELS) (ホリーノベルズ)夜をわたる月の船 (Holly NOVELS) (ホリーノベルズ)
(2009/11/20)
木原 音瀬

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とりあえず、私の妄想とは180°・・・いやもう一州回って360°違ったと言ってもいいほどの作品でした。
こ、これが木原節なのね・・・!
という…
かなりの鬱展開でした
萌えはしなかった・・・いや、日高絵のおかげで若干萌えたとも言えるが。
某BLレビューサイトではネタバレは極力控えてレビューしたため、言いたいことが全くいえず消化不良・・・
なので、自らのサイトでネタバレしまくりーのでぶっちゃけてやる!!!

河瀬は大手食品会社の営業マン。
本当は商品企画部に行きたかったんだけど、そこは狭き門で行けず・・・
しかしある日、上司の柴岡に「自分とセックスしたら商品企画部に行かせてやる」と言われ、彼と寝てしまうのですが・・・

というのがあらすじなんですが。
これだけならそこからどうやって恋になっていくのかな?とドキドキものなんですが・・・
こんなの序ノ口序ノ口。
この壮大な物語の序章でしかありませんでした。

柴岡と寝た日から、後悔に苛まれる河瀬。
でも、どうしても商品企画部に行きたかった。
だから後悔しながらも、これでよかったんだと自分に言い聞かせていました。
しかし、自分の異動画決まる前に柴岡の栄転が決まったのです。
自分はだまされたのだと憤る河瀬は、意図はなかったものの、柴岡を不慮の事故に合わせてしまいます。
そのことに罪悪感を感じながらも、柴岡に会うことはなく、結局二人は顔を合わさぬまま、柴岡は北海道支社へと異動になりました。

そして6年後、食品企画部の主任になった河瀬は、仕事のため北海道支社へと赴きます。
そこで、柴岡との再会。
柴岡は見事に老けきっていました。
そして、お互いわだかまりを抱えたままともに仕事をすることになるのですが、河瀬は柴岡の裏の顔を見てしまいます。

鬱。死にたがり。

最初はからかっているのかとも思いましたが、柴岡は本気でした。

北海道から帰ってきた河瀬は、柴岡が仕事を辞めることを知ります。
上司であり柴岡の同期でもある有沢と柴岡と3人で飲むことになりますが、ポツポツと自分だけ匂わせ始める、柴岡の「死にたい」という思い。
そして柴岡は河瀬の目の前で死のうとします。
河瀬は、以前柴岡を死なせかけたこともあり、その罪悪感からか、また自分の目の前で死なれたらこまるという自分のために
柴岡が死なないように監視し、そのまま自分の家で監禁状態にします。

ある出来事から柴岡は目が見えなくなり、そこから河瀬の介護生活が始まります。
食事を与え、病院に連れていくが、扱いはペットのようなものでした。
そして徐々に明らかになる柴岡の「心の闇」
柴岡はちょっと河瀬に指摘されると「私は異常だから」と現実に目を向けようともせず、
また、過去の出来事とも向き合おうとはしません。
そこが河瀬が腹を立てる所以でもあり、また柴岡の「鬱」の根底にあるものなのでした。
柴岡の過去を知った河瀬。
柴岡を死なせずにつなぎ止めておくためには、自分との身体の関係だけしかなかった。
・・・奇妙なモンですよ。
そこからは絶倫オジサマとの、性欲の日々、
毎日セックス。
溺れていくのは河瀬のほうでした。
河瀬は柴岡に愛の言葉を囁きますが、これは愛ではないでしょう・・・
自分にしか懐かないペットに対する愛、自分に忠実であるからこその愛。
結局は河瀬もねじ曲がった愛情の持ち主なんですよね。
柴岡はいくら河瀬が愛を語っても、結局は過去に縛られたままでした。

ラストまで死にたがる柴岡
「月の船に…」って海にバシャバシャ入っていく
もうあかんって!病院に連れていった方がいいよ!!
結局は、河瀬が愛の力で柴岡を救う・・・ようなラストだったんですが
・・・それ綺麗ゴトだよ!絶対助からない。
柴岡は自殺を何度も繰り返すでしょう。
そしていつか死ぬよ。
河瀬もこの巻き込まれようだと絶対鬱になるね。
ていうか、このあと二人はどうするんだろう。
河瀬の家に戻るのかな。
なんか・・・二人の安否がとても心配です。


愛は…愛はあったのかな??
柴岡の、母へ対する凄まじい愛情?憎悪?は理解できるんだ。
そんな閉鎖された環境で育ったのならば、母親が絶対の世界だよ。
そんな中に差し込む一筋の光が河瀬だったのかもしれない。
それにしても・・・あんまりな展開だよ。
柴岡があの歳まで永らえていたのにも理由があったわけだし・・・
そしてその目的を果たすためだけに生きていたなんて、
柴岡の人生は一体何だったんだろうと思う。

読後、なんともいえないやるせない気持ちになった。
胸が空虚になった。。。
なんだか・・・やりきれない・・・

日高絵は、さすがの出来。
萌えます。
絵だけで見ればね・・・
二人の蜜月??歪んだ愛のセックスの日々は、なかなかエロスでした。
絶倫淫乱オヤジのエロいこと!
ここだけ楽しんで読めましたよ。
[ 2009/11/20 15:55 ] BL漫画 | TB(0) | CM(3)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2009/11/21 11:21 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。匿名さんwww
鍵コメだったんで気づきませんでした・・・放置しててゴメンなさい。

「死」についてですが・・・
私も職業柄「死」というものにとても近い職業です。
でも、自分が死のうと思ったことはありません。
昔ちょっといじめられたりもしましたが・・・その時死のうとは思いませんでした。
だから、「死」に近いような近くないような…まぁ微妙なカンジです。
リアルに感じられるけど、それでもやっぱり実感はない、みたいな。
他人の死にはなれてるけど、自分の死は全然リアルではないです。

そしてこの作品にも出てくる「死にたがり」ですが・・・まずね、この人は病気なんですよね。
何かというと死のうとする、頭の中は死ぬことばっかりなんです。
知り合いの息子が躁鬱らしいのですが、その人は絶えず死ぬことばっかり考えて、常にロープとか、
首をつる道具を探しているそうなんです、あと死ぬのにいい場所とか。
で、その親御さんも「いつかは自殺してしまうと思う」と・・・妙に受け止めてしまっているのが印象的でした。
それほどこの病気は治療が難しいんですよね。
この作品でも柴岡という人間は常に死ぬことばっかり考えてました。
しかしラスト、河瀬の愛によって救われたかのように見えます・・が・・・・
私は何度も言ってますが、こんなのはキレイ事だと思うんですよ。
柴岡はきっと自殺します。
ちゃんと病院行って薬を飲んで、最悪入院したって、鬱なんてなかなか克服できないんですよ。
この柴岡という人間は病院も行ってないし(おじさんのところに行ってるけど、もはや診察ではない)薬も飲んでないし・・・
そんなので治るわけがない!
まぁこの後河瀬に説得されて病院に行くという手もありますが・・・そこまで書くと情緒もクソもないのかもしれませんけどね。
この作品に関しては、死がどーのこーのというよりも、河瀬がこのクソオヤジにどうやって恋していくのか・・・を中心にして見ることにしました。
後は柴岡にイライラするだけの本という・・・やはり萌えはないな。


長くなってスミマセン、「BLにおける死について」ですが・・・
こんなに死にたがりな人間ばっかりが出てくるなん、こういう時代だからなのかなーとかも思っていたのですが、
基本「死にたがり」なキャラは全員鬱だと思っています、私。
「鬱病」というより・・・「鬱状態」。病気じゃなくて、そういう状態のことです。
今作の柴岡は間違いなく「鬱病」ですけどね。
「鬱状態」なんてモノは私もよくなる、鬱な気分・・・滅入った気分・・・くらいのものです。
そういう状態のキャラを救いだしてくれるキャラが現れると、それはそれで萌えるのでしょうね。
だって王子様みたいなものでしょ??愛で救ってくれるんだもん。
でも、結局いじめで悩んでた私を救いだしてくれたのは、正直私自身でした。
私自身が強くならなきゃって。
だから、確かにそういうキャラを救いだしてくれるキャラが現れると萌えるのは萌えるんだけど・・・
正直「嘘つけー!そんなにぬるくねーよ!」とは思ってしまいます。
もっと、もっとドロドロした世界だよ。

匿名さんも、しんどい時を過ごされたみたいですが・・・
やっぱりそういう経験をされた方にとっては不快・・・というか違和感を感じるでしょうね。
でも、それを経験されたことによって「生きることの素晴らしさ」「死とは何か」ということについて
真剣に考えておられる匿名さんは素敵です。
BLは娯楽ですが・・・「自殺」はもうこの時代の象徴なのかな、とも思ってしまいます。
ただ、やはりそれを題材にすると、不快に感じる人もおられるのも事実ですよね。

結論から言うと、私は不快というよりも、違和感を感じます。
何もかもが綺麗事に聞こえてしまって。
本当に死にたい人って、この程度じゃないよって。
でもやっぱりこういうのは、実際に経験された方や、実際にそういう人に関わった方じゃないとわからないんだと思うんですよ。
だから・・・難しいなぁ。
ただ、基本的に私は好きではないです。
そういうキャラをBLで見ると、萎えます。

ごめんなさい、長々と意味不明なことを・・・
本当に難しい問題だと思いました。
ただ、匿名さんが生きていてくれて、こうやって今お話できることをとてもうれしく思っています。
[ 2009/11/23 12:23 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2009/11/23 16:40 ] [ 編集 ]
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ミドリの生態

ミドリ 

Author:ミドリ 
腐れ女・ミドリの日記です。
主に雑談かBLの感想。
男同士の恋愛について、また18禁発言多々ありますのでお気を付けください。

好きな作家さんはヨネダコウ、山田ユギ、嶋二、SHOOWA、日高ショーコ、山本小鉄子、門地かおり(敬称略)
最近はBL小説も読みます。小説は榎田尤利、高遠琉加、英田サキ、かわい有美子、崎谷はるひ(敬称略)あたりを読みますが、まだまだです。
ちなみに好き声優さんは中村悠一、鈴木達央、杉田智和、鳥海浩輔、神谷浩史、関智一(敬称略)など…

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