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『言ノ葉ノ世界』 / 砂原糖子

言ノ葉ノ世界 (新書館ディアプラス文庫 240)言ノ葉ノ世界 (新書館ディアプラス文庫 240)
(2010/06/10)
砂原 糖子

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言ノ葉シリーズ第2弾。
正直1作目はそれほど好みではなかったんです。
攻が不憫すぎて…
受がウジウジしすぎだったのもアレ…なんですが。
今回は攻のほうが「他人の心が読める」能力を持っています。
本当にとんでもないバカ野郎ですが、それを乗り越えるだけの力が彼にはあったかな。
「花」のほうは、主人公が自分の力で乗り越えるというよりも、懐の深い攻が救いだしてくれたかんじがあったので
「世界」のほうの主人公のほうが、自分で未来を切り開いた!!というカンジがして好きです。

そんなわけで、以下感想!


主人公・仮原は、他人の心の声が聞こえるのをいいことに、孤独な老人に近づき信用させ、その財産を奪う…ということを生業にしている(自称)。
そして現在も、病院で親しくなった老婆の雑貨屋兼住居であるビルを引き継ぎ、そこで暮らしている。
他人の声が聞こえるということを最大限に利用しつつも、その能力を嫌っていた仮原は、ある日“心の声”と“生身の声”が全く同じ男・藤野と出会い――
仮原は心の声が聞こえる自分を卑下しながら生きていました。
他人の声を聞き、利用する自分を最低だと罵りつつも、本当はそんなことがしたかったわけじゃなかったと思います。
幼いころ、自分の能力のせいで家庭を崩壊させてしまった仮原。
そんな昔から、自分の能力を呪いながら生きてきたんだと思います。
口から発せられる言葉とは裏腹のことを発する心の声。
そんなものが四六時中聞こえてくることに、うんざりしきっていました。
そんな仮原の前に現れた、表と裏が全く同じ男・藤野。
そんな人間は初めてで、彼のことが気になる仮原。
藤野がゲイだと知った瞬間、彼に近づき、恋人のような関係になるのですが…

他人の心の声が聞こえると藤野にカミングアウトした後の仮原は、ものすごく痛々しかったです。
今までは散々利用してきた心の声ですが、自分への疑いや戸惑いを藤野の心の声として聞いた時にはとても傷つきました。
また、藤野に「自分の心の声を聞いているのではないか」と疑われるのが怖くて(実際仮原は心の声を聞かないでいるのができないのですが)
頑張って聞かないように上の空でいてみたり。
心の声が聞こえることによる苦しみや、それによる仮原の傷ついた思いが、
これでもかと書かれていて、中盤は本当につらい展開です。
普段私たちが暮らしている中で「心の声が聞こえたらいいのに…」と感じる時もしばしばあると思います。
でもやっぱり、聞こえて嬉しいのはプラスの感情ばかりであり
結局人が心で感じているのはマイナスの感情が多いのかもしれませんよね。
そう思うと、心の声なんて聞こえないのが一番ですよね…。
この能力については前作でも余村が苦しんでいたのですが、仮原と藤野なら、
なんか上手いことやっていきそうな気もします。
もともと表裏のない藤野ですし、そんな仮原の能力を「便利だ」なんて思っちゃう彼ですし。
きっと恥ずかしい台詞はいっぱい仮原に聞かれちゃうとは思いますが、
聞かれてはまずい台詞は藤野はそんなにしないはずです。

今回はこの仮原という男の、強気で傲慢な態度でありながらも、実は繊細で優しくて、自分の能力を一番呪っている男…という
なんとも不器用でバカな男がとっても魅力的でした。
精一杯悪ぶっているけれど、藤野にすがりつき涙をこぼすシーンでは、
本当の仮原という男が見えた気がしました。
また、一人ぼっちの老人を騙している…と自分を卑下する彼ですが
その老人たちが、仮原と一緒に過ごした時間をとても幸せだと思ってくれたなら
“騙している”とは思えないんです。
探し物をしている老婆を助けるシーンも、老婆が見づらいだろうと無意識にライトをつけてあげるシーンも
それは全部、仮原の“優しさ”だと思いました。
老婆も、また藤野も言っていますが、本当は仮原は誰よりも優しい男なんでしょう。
優しいからこそ、他人を傷つけないように、自分のこの能力を憎んでいるのかもしれませんね。
そんな凸凹な仮原が、ラストには本当に愛しく感じるようになりました。
藤野のような嘘をつかない、ストレートに仮原を思ってくれる男が、彼をいやしてくれるといいですね。

またこの作中には前作の余村を彷彿とさせる人物が登場するのですが…
これについては砂原先生があとがきで、“限りなく余村のつもりだけど、パラレルワールドなので別人”とおっしゃられていました。
きっと読みながら心配した人も多いはず。
しかしこの人物が作中でわりと大きな役割を担っているんですよね…。
最後までこの人にもドキドキさせられっぱなしでした。

今回も痛くて切ない「言ノ葉」ワールド。
それでも恋をするのを止められないピュアな男どもに萌え萌えしてしまいました。
主役二人に関しては前作より大好きです。
そしてエロかったです、とっても。
なんといっても受がエロエロ~!!!
三池ろむこ先生のイラストもエロエロ~!!

今作もドラマCD化決定ということで、私の中では早くも鳥原浩輔さん×野島健児さんで展開しているのですが、どうでしょう?ww
[ 2010/06/27 14:39 ] 砂原糖子 | TB(0) | CM(0)
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ミドリの生態

ミドリ 

Author:ミドリ 
腐れ女・ミドリの日記です。
主に雑談かBLの感想。
男同士の恋愛について、また18禁発言多々ありますのでお気を付けください。

好きな作家さんはヨネダコウ、山田ユギ、嶋二、SHOOWA、日高ショーコ、山本小鉄子、門地かおり(敬称略)
最近はBL小説も読みます。小説は榎田尤利、高遠琉加、英田サキ、かわい有美子、崎谷はるひ(敬称略)あたりを読みますが、まだまだです。
ちなみに好き声優さんは中村悠一、鈴木達央、杉田智和、鳥海浩輔、神谷浩史、関智一(敬称略)など…

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